1 預金から考えてみましょう
住宅を購入する際、一般的に住宅ローンを借りますが、一定の金額は手持ち資金から「頭金」として用意しなければなりません。
この頭金は物件にもよりますが、通常「価格の2割」程度が理想とされています。つまり、手持ちの預金が価格の2割になるように逆算すれば「買える額」の目安がわかります。
ただし、家を買うと税金や手数料などもかかります。この諸費用も手持ち資金でまかなうのが原則ですので、実際には価格の2割以上の預金が必要です。
2 年収から考えてみましょう
ご自身の年収で住宅ローンを「いくら借りられるか」によっても、買える価格が左右されます。借りられる観は「いくら返せるか」で決まり、年収から判断することができます。
年収に占める年間ローン返済額の割合(年収負担率)は20~30%程度におさめるのが通常です。年収から「返せる額」を計算し、おおよその借りられる住宅ローンの額が割り出せます。
この「借りられる額」からおおよその「買える額」を逆算します。